お子さんがミニバスでなかなか上達しない、ほかの子と比べてあまり上手じゃない、どうしたらうまくなるんだろう…そんな悩みを持っていませんか?
子供は一生懸命練習しているのに、その成果がなかなか現れないと子供のやる気も落ちてしまいますよね。
実はたった1つのことを意識するだけでこの問題を解決することができるんです。
それはズバリ
利き手の「逆の手」を鍛えること
です。
なんだそれだけか と思ってがっかりされた方もいるのではないですか?
なぜこの練習を行うと上手くなるか、説明していきます。
なぜ利き手の逆を鍛えるとうまくなる?
大きな理由は利き手の逆がうまくなることで、プレーの幅が広がるからです。
具体的に説明していきます。
例えば右利きの子がいて左手の扱いがあまりうまくないと、どんなプレイをするでしょう?
おそらくほとんどがレイアップシュートも右手、ドリブルで相手を抜くのも右側、片手パスも右だけ、とたいていが右ばかりになってしまいます。ディフェンスにとってはとても守りやすいです。
これが左手も利き手同様に使えるようになるとどうでしょう?
左手でレイアップも打てる、左にも抜ける、左手でパスも出せる
単純に考えてプレーの幅は2倍になりますよね!
実際には両手が同じレベルで使えるようになれば3倍、4倍、5倍、、、とプレーの幅が広がっていきます。
プレーの幅が広がった分、ディフェンスにとっては、相手の行動の選択肢が増えることで守りにくくなります。
どうして普通の練習では利き手の逆がうまくならないの?
利き手の逆の手の筋力が弱い
小学生はただでさえ筋力が弱いです。きっとゴールにシュートが届かないような子もいるのではないでしょうか。そんな状態なのに、利き手の逆の手の筋力があるはずがありません。当然筋力がなければ、ドリブルもパスもシュートも、いうならばボールをうまく扱えません。
これが根本的な原因です。
利き手を頻繁に使用する
子供は意識しないと圧倒的に使いやすい方の手でボールを扱います。なので利き手は自然と上達していきます。
きっと練習前や後のシュート練習などを見ていても、おそらく利き手でドリブルすることをよく見かけるでしょう。しっかり意識していなければ、利き手と逆の手は使用する頻度が少なくなってしまいます。
右と左の練習メニュー回数が同じ
たいていはドリブル練習やレイアップシュートなど、右が3setだったら左も3setといったような、同じ練習回数になっているのではないでしょうか。
そもそも不得意な手を、得意な手と同じ回数の練習をしたって、いつまでたっても同じように扱うことはできません。また、各個人のレベルが異なるのに、全員同じメニューを行うことも一つの要因です。
じゃあ実際にどんな練習をすればいい?
まずは筋力を鍛えよう
ただし、鍛えるといっても過度な筋トレは厳禁です。大人が行うような過負荷ではなく、子供が無理なくできるような筋トレにしましょう。
また、筋力が弱いほうばかりに重点をおいて鍛えるのも誤りです。あくまでもバランスよく鍛えることが大切です。
今まで筋トレなんかさせてなかったというような人は、腕立て10回などを練習メニューに加えるだけでも良いでしょう。コツコツ続けるのが大事です。
ある程度の筋力がつけば、ボールを上手に扱うためのベースができてきます。
あとは練習あるのみ
意識して利き手の逆の手を使う練習をしましょう。そして、利き手と同じ練習回数ではなく、利き手の3倍の練習量を目指しましょう。
そう、他のみんなと同じ練習メニューでは3倍には届きません。自主連が不可欠です。
ボールさえあれば、自宅でボールハンドリングなんかもできます。音が迷惑にならない場所ならば屋外でもドリブル練習ができます。
やろうと思えばどこでも練習することができますね!
まとめ
普段なれない手でボールを扱うのはとても苦労すると思います。きっと練習を嫌がることもあるでしょう。
そこで、「なぜこの練習が大事なのか」「この練習をするとどうなるのか」という目的をしっかりと伝えて、自分の頭で考えさせながら練習させるようにしましょう。
理解させて、常に意識するようにさせることで上達のスピードもぐんぐん上がります。
プレーの幅が広がることで、バスケットの楽しさも何倍も広がることでしょう!
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